もし推しが馬に乗った将軍だったら

ここのところ、アニメキャラでは
馬に乗った将軍に惚れてます。

具体的には、「アルスラーン戦記」
に出てくる万騎長の一人
シャプール様と

「キングダム」に主人公の敵として出てくる
輪虎将軍の沼にはまりました。

今回は特に「キングダム」
から学んだことが多いです。

王騎将軍が主人公の信に対して
「将軍の見る景色」
を語ってあげてるところとか

信が敵と戦う中で
葛藤しながら学んでいく


あのジャンプ作品らしい
随所随所と、

もちろん個人的イチオシ、


輪虎将軍の一人語りから
見えてきた将軍像などを
語っていきます。

将軍だからって理由で
推しになるわけではないのですが、


「将軍のかっこよさ」を整理していくと
意外にすごいってことが分かってきました。

いえ、将軍がスゴイのは当たり前
なんですが、これから言う3つを
頭に置いて活躍を見てみると、

その推し武将のことが立体的に
見えてきて、今まで気付かなかった
良さに気付いたので

そういった、
案外見えてなかった将軍の凄さを
伝えられればな、と。

将軍の背後には万の軍勢がいる

これですよ、これ。

当たり前すぎて案外みえていないんですが、
想像してみてください。

あなたの後ろに1万人以上の
兵士がいる…

舞台上で観客前にするときの
人数で、確かに武道館ライブなら
これくらいいきますよね。

でも、
われわれの愛しの将軍たちは


舞台のように正面から万の人々に
対峙してるわけじゃないですよ、

“背後”

に一万人ですよ。

確かに、いつもいつも将軍は
先頭にいて指揮とってる
わけじゃないですけど

後方で待機してることも
ありますけど

要するに大軍を
“率いてる”ってわけです。


1万もの人々に対する
責任ってのをずっしりと背負ってる
ってことですよね。

スゴすぎないですか、、、

いや、
字づらでは理解してると
思うんですが、


実際のことろを想像してみて
ください。

万の人々に
背中を預けながら
同時に責任を負っている…

ここでのポイントは
100人だろうが、
1万人だろうが同じで、

「よく分からないもの」を
背後に抱えながら
進むってところです。

もちろん自分の率いる軍勢
なので、戦略とかは
お互い理解しているんですけど

でもやっぱり集団になって
いざ戦闘ってなると


個々がどう動くかって
分からないじゃないですか。

そんな「分からなさ」との
その場その場でのコミュニケーション
になるわけです。

もっと言うと、


戦場全体の人の「流れ」、「空気」
なーんてものを読みながら
判断して人を動かすわけなので、


ほんとーに大変な
仕事をやってのけてるって
ところがかっこいいポイントです。

馬を操ってる

かっこいいポイントその2は
「馬を操る」ってところです。

私たち現代人は
なかなか馬に触れる機会は
ないですが、

当時の武人は当たり前…。

確かにそうかもしれませんが、
これも馬、っていう

「よく分からないもの」

とのコミュニケーションが成立している
んです。


戦局を読むっていうのと
同じくらいよく分からない

というか、肌感覚的な
コミュニケーションをとってる
んです。

でも、馬術っていう
立派な型があって、
それにそってやれば

馬なんてコントロールできる
ってことじゃないの?

って思うかもしれませんが、
これもあくまで
「型」があるってだけで、

いざ実践ってなると
馬が恐怖するかもしれないし、


人間単体をコントロールするのとは
やっぱり違うんじゃないかと。

馬の場合はその上に
乗ることになるので、

自分の身体感覚を
研ぎ澄ませて、そういう

微細なレベルでの
コミュニケーションが
必須なんじゃないかと思うんです。

なので、やっぱり
馬に乗ってるってのも
すんごいことで、

はずしちゃいけない
推しポイントかと。

風を切って走る

馬に乗って
戦場を駆け巡れば

必ず風を切って
走ることになります。

風を切って走ってる感覚があれば
それだけで気持ち的に勢いがつきますし、

見ている側にも
疾走感とか、気持ちよさ
が伝わってきます。

そして、やっぱりこれも
風に身を任せている
危うさとか

この風を切った先に
何が待ち構えている
か分からないっていう

これまた「分からなさ」との対話
が実は意識されるところかと。

私たちも自転車で坂道を
下るときとか、

爽快感を感じていると
同時にこんなスピードで走って
大丈夫かな、この先…

っていう分からなさを
実は予感しているかと。


やぱり風を切って走っている
姿がかっこよく見えるのも

疾走感があると
同時に危うさもコントロール
しようとしてる姿を見るからかなー、と。

まとめ

結局、馬に乗った将軍の
かっこよさってのは

「分からないもの」に
勇猛果敢に向かっていく
からじゃないかな、と思うんです。

それも絶妙で、微妙な
身体感覚のレベルで


周りの空気をコントロールしてるから
かっこいいんですよ、きっと…

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