じっめんぎょ的に、
贈り物に最適だなーと思う本を
3つ挙げていきます(^^♪
ここ数年の間に読んだ本の中で、
私が贈るとしたらこの3冊かなー
というものをピックアップしました。
世界は贈与でできている―資本主義の「すきま」を埋める倫理学|著:近内悠太
一番初めにあげるのはこの本です↓

この世の中、
等価交換ばかりで回ってるわけじゃないよ、
ということを伝えている本です。
自分にとって損か得かの基準では
測れないところでものごとが回ってることもあって、
それがある意味希望にもなる…
でも、
それはタイトルにもある通り、
「すきま」にあるっていうのが
この本のひとつポイントでもあって、
中々一筋縄では語れないような本なんです(^_^;)
私はこの本を読んでから、
もうすでに自分がどれだけたくさんの
贈り物をもらっていたかってことに気づくことができて、
とっても満たされた感じがしたんですよね。
毎朝通勤で乗ってる電車も、
歩いている道も
その他すべての環境や人にすっごい
感謝したくなる、
そんな本です。
そして何より贈り物によって
贈与が連鎖していくことの面白みというか
奥深さに驚くと思います。
贈り物の面白さや不思議さに
気づくこと、
この気づきこそがギフトになる、
という感じなので
おすすめです(#^^#)
でもこの本では贈り物の嬉しい側面だけではなくて
借りを返さなければならなくなるという
贈与の負の側面にも注目するので、
贈与を多角的に考えてみたい人にも
ピッタリな一冊です!
お金のいらいない国|著:長島龍人
お金のいらない世界になったら、
人々の生活や仕事はどうなっていくのか。
そんなことを考えさせてくれる小説がこちら↓
ある日突然、
主人公はお金のない国に行ってしまいます。
その国はお金がいらないにもかかわらず、
物をもらうことができ、仕事もしています。
そんな国で主人公はさまざまな経験を通して
お金について考えていく、というお話です。
お金のない状況で世界が回ってる
ことのあたたかさを
感じさせてくれる本でした。
お金がいらない国のお話しなので、
贈与経済か?と思いきや
贈与経済のあの縛られている感じもなく、
もっと豊かな感じの世界が広がってました。
もちろん私はお金が悪いとは思ってないし、
お金が世の中からなくなったとしても
かならずしもこの本のようになるとは
思わないですが、
すごくお金と贈与について考えさせて
くれるいい本でした。
普段それほどお金を意識していないと思っていても、
これを読んだらどれだけ
私たちがお金を意識していたかが
見えてきて不思議な感じがすると思います。
ちなみに、カバーも贈り物に最適な
かわいらしいデザインでおすすめです。
部屋に飾っておきたくなるんですよね~
ちなみに、シリーズものになっていて
最近最新刊が出ましたので
割と話題になってる本です。
プレゼントに是非。
今日、誰のために生きる?アフリカの小さな村が教えてくれた幸せがずっと続く30の物語|著:ひすいこたろう・SHOGEN
最後に紹介するのは今YouTubeで
すごく流行ってるこの本です↓
著者の一人であるショーゲンさんが
アフリカのブンジュ村というところで
ペンキアートを学んでいたのですが、
その村で生活していく中で体験された
心温まるストーリーの数々が
この本では語られています。
中でも不思議なのは、
村長からショーゲンさんに伝えられた
日本人にまつわる言伝えが神秘的でしかも
なんか深いんですよね。
村長のおじいさんはシャーマンで、
夢の中でだいぶん昔の日本人と
会話ができたらしくて( ゚Д゚)
当時の日本人がいかに豊かに生活していたか
を村に伝えているとのこと( ゚Д゚)
でもって、
その当時の日本人の文化がブンジュ村では
受け継がれていて、
村の人たちとショーゲンさんとが
精神的に非常に豊かに生活している
エピソードが語られています。
これを読んだとき、
今の私の生活環境とのギャップがかなり
見えてきたと同時に(-_-;)
「だから私はこんなに生きづらいのか!」
という気付きがありました。
色んな示唆を受けるとともに、
調和の中で生きるとはどんなことなのかを
体感できる本だと思います。
しかも、後半部分のひすいこたろうさんの
ワークなんかもやると
色々豊かになると思います。
精神的な問題や
生きづらさがフューチャーされる今、
突破口になる本かもなーと思いました。
そんな本をギフトにしてみるのも
いいんじゃないかと思います!
まとめ
この三冊の本を通して、
贈与やギフトの世界は
当たり前だと思っているのとは違う世界を
みせてくれるな、と思いました。
贈り物っていったい何なのか、
お金の取引とはどう違うのか、
感謝の気持ちで毎日を生きるとは
どういうことなのか、
そんなことについて考えさせてくれる
とっておきの本たちです!
なので、ぜひ贈り物を
贈ってほっこりすると同時に、
今一度「贈り物」について
考える機会を贈り物にする…
なんてのもアリかと思うので
そんなギフトを考えている方におすすめでした!
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